メグスリノキの効果・効能
メグスリノキ
メグスリノキという木があります。
「メグスリノキのお茶ですよー」と眼茶を紹介しているとよく聞かれるのが
「メグスリノキって、なんの木なんですか?」
メグスリノキっていうのは俗称で、正式名称が他にあるのだろうと思う方が多いんですね。
でも、メグスリノキの正式名称はメグスリノキなんです。
地域によっては「長者の木」「千里眼の木」「ミツバナ」などと呼ばれています。
メグスリノキの歴史
メグスリノキは戦国時代からその効果が知られていて、眼病に効くといって、とても人気があったようです。
戦国時代の武将、黒田官兵衛のおじいさんはメグスリノキで目薬を作って売り、黒田家の財産を築き上げたそうです。すごいですね。
そのくらい眼病にはメグスリノキ!とたくさんの方が使用していたのでしょう。
その後、西洋医学が日本に入ってきて発展してきたために、メグスリノキの人気はだんだん下火になり少しづつ忘れられて行きました。
でも福島県の相馬地方など、山間部では目や肝臓にいい民間薬として使われ続けていたようです。
そういった感じで、民間ではその効果は知られていましたが、実際にどうなのか研究が始まったのは1970年代になってからです。
星薬科大学で始まったメグスリノキの本格的な研究により、目や肝臓に良い成分が実際にたくさん含まれていることがわかり、たくさんの研究結果が学会で発表されています。
メグスリノキに含まれている成分
◯ ロドデンドロール
タンニンの一種で、肝臓と目に優しい成分です。メグスリノキの樹皮エキスで肝臓の解毒作用が活発になり、肝臓障害の予防をする効果が確認されています。
◯ βアミリン
肝機能補強作用があるグリチルリチンに含まれている物質です。
◯ βシトステロール
血中コレステロールを減少させる作用が確認されています。
◯ アセロゲニン
骨芽細胞分裂を刺激して、骨粗鬆症への効果が期待できる成分です。
◯ スコポレチン
血管を拡充し柔らかくするという働きがあります。
収縮した血管が押し広げられることによって、血圧が下がる効果があります。
◯ カテキン
カテキンは体内の殺菌作用効果や、脂肪を分解してダイエット効果になります。
◯ エピ・ロドデンドリン
肝機能の働きを活発にします。肝臓の機能が落ちてくると目も悪くなってきます。
漢方では「肝気は目に通ず、肝和すれば目良く五色を弁ず」といわれ、肝臓と目はとても密接な関係があるといわれています。
メグスリノキの成分を摂取しましょう!
こんなに健康に良い成分がたくさん含まれたメグスリノキを手軽に摂取できるのが、メグスリノキのお茶「眼茶」です。
ティーバッグに入っているので、熱湯にポンと入れるだけ。
でも緑茶や紅茶のように葉っぱではないので、しばらく時間がかかります。
10分ほど煮出していただけると、美味しさも成分も倍増するのでおすすめです。
ティーバッグ一つで1リットル以上のお茶ができるので、ゆっくり一日かけてお飲みください。
ちなみに、慈眼寺のメグスリノキのお茶「眼茶」は焙煎加工がしてあるので、本来の強い苦味をしっかり抑えてとっても飲みやすくなっていますよ。
さらに慈眼寺で目の健康を祈願してからお届けしていますので、ご利益も一緒にお飲みいただけます。
ぜひ一度お試しください。

2022-11-22 10:02:07
メグスリノキについて
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